ベトナム料理図鑑（シーフード その2）

[ 魚料理 ] 南部では、 雷魚をよく食べます。見た目はグロテスクですが臭みがなく、身がしまった淡泊な白身魚です。ウナギもよく食べますが、日本のものとは異なり臭みがあります。 魚の甘辛煮 Ca Kho To (カー・コートー) 家庭料理の定番、味付けの濃いごはんによく合う煮魚。カーコートーと カインチュア、 空芯菜のにんにく炒めのセットがベトナム人の好物。 魚の炒め鍋 Cha Ca (チャーカー) ハノイの名物料理。魚の切り身をターメリックで色づけし、ディルやネギと共にたっぷりの油で炒めたもの。これを米麺の上にのせ、タレをかけて食べる。タレは マムトムという匂いも味もきついものだが、ヌクマムベースのタレも出してくれる。 [ 貝類 ] ハマグリ、カキ、タニシ、赤貝、シジミなど、貝の種類は豊富です。生ガキもありますが、グリルしてある方が安全。ビールのおつまみに最適なものを紹介します。 タニシの肉詰め蒸し Oc Hap La Gung Nhoi Thit （オック・ハップ・ラーグン・ニョイ・ティット） 大きいタニシの身と豚肉をたたいて、殻に詰めて蒸したもの。しょうがの葉をしいているので、ほのかに香りがつく。 蒸しハマグリ Ngheu Hap　（ゲウ・ハップ） ポピュラーな料理。　酒蒸しが人気。汁まで飲み干せるおいしさ。 タニシのココナッツミルク炒め Oc　ｌen　ｘａｏ　ｄｕａ　（オックレン・サオ・ドゥア） ココナッツミルクで炒めたピリ辛の小粒タニシ。ひと口で、チューっと吸って食べる。南部で人気。 * close *